2008年3月24日

内閣総理大臣 福田康夫 様
熊本県天草市****
カトリック信者 中田・ヨセフ・統

天草市長の宗教弾圧に対する抗議声明文の送付について

熊本県天草市長安田公寛は「本渡中央北地区まちづくり交付金事業」の一環として、キリスト教信仰の象徴的建造物である天草切支丹館と、キリスト教の真髄である聖体の秘蹟を表現する『聖杯』の青銅製大モニュメントを、老朽化しているという虚偽の理由をつけて、信者や教会司祭の了解を求めることなく破壊、廃棄しました。
これは、1637年の天草四郎を盟主とする民衆蜂起以後の、政治権力と寺社勢力の結託によるキリスト教信仰の徹底的弾圧の蘇りというべき蛮行です。
この破壊行為には、国土交通省の「まちづくり交付金」が投入されています。
この交付金制度が、宗教弾圧にあたる破壊行為の口実と資金を与えたことは明白であり、当該交付金申請を承認した貴職の責任は重大です。
よってここに、表題の抗議声明文を送付します。
なお、天草市長が天草切支丹館の解体理由として上げていた老朽化や耐震上の問題には客観的根拠がない事実を証する文書を添付します。また、聖杯モニュメントの破壊前写真等は、3月17日付けで文化庁長官宛に送付した「天草市の歴史文化遺産保護に関する要望書」に添付しています。
以上