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四郎の上陸、367年ぶりに再現!
「今度も勝ちます!」
武蔵に勝った天草の農民!

 
     
  天草島原の乱の史実に基づき、天草四郎の上陸と合戦の模様を367年ぶりに再現した歴史イベントが2004年11月28日、本渡市本渡町広瀬の本渡海水浴場(茂木根海岸)で、市民団体によって初めて開催された。
天草島原の乱に関するものとして観光協会主催のお祭りはあるが、歴史の史実に基づいたものはなく、また自治体に頼らず、地元住民自らの手による新たなイベントとして注目される。
(写真上・CG合成)
 
     
 
浜に上陸後、四郎は馬に乗った
 
天草四郎のふるさと「天草」。
天草では唯一、全国的な知名度を持つスーパースターでありながら、一方では悲劇的な死が先行したためか沢田研二や窪塚洋介主演の映画「魔界転生」に代表されるようなオカルト的なイメージが全国にも流布している。
その結果、天草に来る観光客からは「天草にせっかく来たのに天草四郎にふれる機会が無かった。と言われるほど、天草で天草四郎について知る機会は少ない。

他都市では郷土の偉人について社会科の時間などで別枠の時間をとり学ぶ機会を設ける自治体も多いが、天草では逆に郷土の偉人についての知識が受け継がれることなく失われ続けている。

そこで、1637年11月14日に四郎が茂木根海岸に上陸したという史実に基づき、地域の大人と天草の将来を担う子供たちが一体となって天草・島原の乱の一部を再現し、生活のため、平和のための必死で戦い続けた郷土の先人達の思いを追体験してもらおうと、市民団体と茂木根子供会、婦人部、青壮年会が企画し、開催された。

古文書の記録によれば熊本藩家老の長岡監物や久留米の商人・与四右衛門の目撃情報として阿部備中守(大坂城代)に宛てた書簡に、寛永14年(1637年)11月14日、天草郡有明町島子に上陸したキリシタン軍は陸と海の二手に分かれて本渡を攻めるが、天草四郎は船から茂木根の海岸に上陸、そのまま馬に乗ったという。

その時の四郎の出で立ちは「普通の着物の上に白い絹を着、たちつけ(はかま)をはき、頭には苧(からむし)三ツ組にしてあて、尾をつけてノドの下にてとめ、額には小さな十字架を立て、手には御幣を持ち、総勢を外知つかまつり候」と記録にある。

この日は茂木根釜区長金子正俊さん(66歳)がこぐ船に乗った四郎役の木本修平君(15歳・本渡中3年)が ゆっくり浜に上陸。波打ち際に待ちかまえていた茂木根子供会のふんする一揆軍らと共に、原城で叫んだとされる「サンチャゴ、サンチャゴ、エイエイ、オー!」の勝ちどきを上げ、四郎は馬に乗り、砂浜に設けられた本陣に入った。

また原城での合戦の模様を再現したゲームも行われ、剣豪・宮本武蔵が手柄をあげようと肥後藩の一員として乱に参戦し、すねを大けが、大敗したという史実に基づき、子供会の長島文都会長(38歳)ふんする宮本武蔵、と一揆軍による「すね当てゲーム」も披露され、一揆軍の投げる新聞紙を丸めて作った石のつぶてを「泣きどころ」に浴びた武蔵はその場に打ちのめされた。

合戦の後は婦人部が用意した地元料理「だご汁」を幕府軍と一揆軍が仲良くいただき、和やかに終戦。

同実行委員会は「来年度以降も実施し、ヒーロー天草四郎を、広く全国に向けて発信し、天草の一大イベントにしていきたい」と意気込んでいる。

 

 
現場からの中継は女子アナ・ツルちゃん
 
 
武蔵対一揆軍の対決
   
 
二刀流の剣豪・宮本武蔵も破れた
   
 
「今度も勝ちます」と一揆軍
   
         
 

(番組 日本語:8分11秒 Program:8min11sec Japanese edition)

 


 

 
 

 



 



 

 

 

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