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花の女子アナ

はるのちゃん

はるのちゃん(大仁田ハルノさん・101歳)
Fuymi-chan=Age 101

プロプィール

1917(大正6)年生まれ。天草テレビ10代目女子アナ・愛称は「はるのちゃん」
2017年夏、デビュー。
熊本県天草郡苓北町出身。

「天草テレビ女子アナ はるのちゃん」と書かれたネームプレートを見て「ひゃ~、女子アナてや」と照れながら笑った。
天草テレビで2017年8月1日、100歳の「世界最高齢女子アナ」が誕生した。
大仁田ハルノさんは番組では「はるのちゃん」の愛称で呼ばれる。

天草弁が堪能で豊富な知識と経験を持つ高齢者を起用してきたが、15年に111歳で亡くなった森シノさんに続き100歳を超える女子アナは史上2人目になる。

大仁田さんは1917年、苓北町で生まれた。30歳の時、地元で大工をしていた又作さんと「大恋愛」の末に結婚。
農業や同町志岐の炭鉱で選炭夫、県立水産高(現・天草拓心高)の実習船「熊本丸」の魚網修理をしながら1男2女を育て上げた。

10年前に夫が他界した後は息子夫婦と孫の4人で暮らしている。
25年のキャリアを持つグラウンド・ゴルフは、ホールインワンを連打するほどの腕前で、100歳になった今も月に5回、練習に出かけている。

また普段は畑で野菜を育てたり、家の周りの草引き、夕飯の支度、編み物や千羽鶴を折ったりして過ごしている。
町の広報誌で元気な高齢者を紹介するコーナーに大仁田さんが掲載されたのがきっかけでスカウトされた。

初めての番組収録では同局の女子アナの「トレードマーク」であるピンクのジャンパーの上に「百歳寿」の記念に着る金のちゃんちゃんこをはおり、帽子をかぶって、手には同じく金色のフードが付いたマイクを持った。

天草宝島観光協会から来たゲストが来年、世界遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のポスターを手にPRすると同じく「よろしゅうお願いします」とカメラに向かってコメントした。

息子の陽一さん(67)も「自由にどんどんやって欲しい」と活躍を期待してエールを送った。

(2017.8.1)
更新履歴
2018.4.22

関連番組:「100歳!世界最高齢女子アナ・はるのちゃん.デビュー」

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