かずさDNA研究所(千葉県木更津市)と東京大大学院農学生命科学研究科(東京)は共同でマツタケのゲノムの完全解読に成功したと2023年5月8日、発表した。
高級食材として人気のマツタケは近年、環境悪化などで収穫量が減少しているが、遺伝子解析によりこれまで不可能だった"夢"の人工栽培や大量生産への道が開かれると期待される。
また担当した国立科学博物館の黒河内寛之氏は熊本県天草市の本渡青果市場に毎年3月末から4月初旬にかけて初出荷され、1キロあたり100万円の値が付き、希少価値が高い天草産「春マツタケ」もDNA解析を行っており、さらに生態研究が進み、保全に活用されると夢を膨らませる。
制作・著作 天草テレビ
(2023/5/8)
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