「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産・崎津集落」世界遺産登録記念番組

世界最高齢女子アナはるのちゃん!世界遺産を行く

潜伏キリシタン 秘められた意味 ?!



 新番組公開!!
(2018/8/12)


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隠れキリシタンの里、熊本県天草市河浦町今富の川嶋富登喜さん(87)宅に伝わる正月飾りの「しゃわかざり」(幸木=さいわいぎ、さわぎ)は、餅つきの横杵(よこぎね)を2本交差させ十字架に見立てる置き方は、イエス・キリストの12人の使徒の一人、聖アンデレが処刑されたとされるX(かける)十字架「聖アンデレ十字」に由来し、その意味が秘められていることがサンタマリア館(同市有明町)の浜崎献作館長(72)の研究で分かった。きねを交差させた状態では普通の十字架には見えないため、これまで単なる農耕儀礼ではないかという見方も一部あったが、それを大きく覆すものとして注目される。浜崎館長は「隠れキリシタンが五穀豊穣を祈願する風習も取り入れ、キリスト教の伝来からその後、民俗宗教的なものに変容していった過程を知るうえで大変、貴重なものだ」と話す。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産登録をする時期に合わせ、研究書を出版し、発表する予定。

「しゃわかざり」はカシの木を横に吊し、ワラで作ったしめ飾りのほかダイコンやニンジン、すき、くわをぶらさげる。戦前、天草各地で広く行われていたが、土間がなくなるにつれ、しだいに行われなくなった。川嶋さんも亡くなった父の源三さんから教わり、今は作業小屋で行っている。川嶋さんの場合、特徴的なのは飾りの下にさらに臼をひっくり返し、供物としてご飯と煮物を隠し入れる。杉で作った臼の上には竹で編んだ大きなざるを敷き、横杵(よこぎね)を2本交差させ、竪杵(たてぎね)を一本立てて置く。

サンタマリア館を親子2代にわたり運営し、天草の隠れキリシタンを長年研究している浜崎館長によると、飾り自体は農耕儀礼として一般的に行われていたが、隠れキリシタンが行う場合には、臼の中に十字架やロザリオなどキリシタン遺物や供物を隠し入れ、横杵を「聖アンデレ十字」に見立てるところが特徴だという。同地区でも信者でない場合は臼に遺物や供物を入れず、横杵の柄を平行に2本に並べるだけで、大きく異なると指摘する。「聖アンデレ十字」は二本の直線が斜めに交差したX十字型の文様で、キリスト教で用いられる十字架の一つだ。キリストの十二使徒のひとりでX字型の十字架で処刑されたとされる聖アンデレに由来する。スコットランド国旗やロシア海軍軍艦旗や紋章、勲章にまで広く使われている。同市五和町御領で発見された隠れキリシタン墓にも刻まれていた。

川嶋さんは小学生のころ、仏壇に鏡があり、12月25日のクリスマスに水方(洗礼を授ける役)が「衣替え」と称し、白紙を取り替え、お経(オラショ=主祷文)を唱えていたという記憶がある。また墓を納骨堂に作り替える時、石工が地蔵墓碑の台座に十字架が刻んであるのを見つけ、先祖がキリシタンだったことを知った。浜崎館長によると鏡は中国製で「魔鏡」(ご神体)と呼ばれ、キリシタン指導者必携のもので祈祷に使われたものだという。また江戸時代末期の地蔵墓碑の台座には山冠と干十字を刻んであった。

明治になるとキリシタン禁教令が解かれるが、川嶋さんの先祖を調べたところ1877〜79(明治10〜12)年頃、キリスト教には復活せず、祖父の代に神道に変わった。 1612年、江戸幕府が出したキリシタン禁教令後、天草にいた宣教師たちも2年後に追放される。そして100年もすると、本来のキリスト教が日本的な多神教に染まり、民俗宗教になってしまう。浜崎館長は「農耕儀礼まで取り入れ、キリシタンではないキリシタンつまり"伝承キリシタン"と呼ぶべき異宗教になった」という。また、先祖の宗教を守らないと「罰が当たる」と親から教えられた結果、今日まで脈々と続いてきた。この「しゃわかざり」は長崎には例がなく、天草でも今や川嶋さん宅にしか残っておらず、「大変貴重なものだ」と話す。

九州の民俗について詳しい宮崎公立大学人文学部永松敦教授(日本民俗学)は「西日本に多い幸木で、お正月に竈(かまど)を祭るために吊すもので、魚や大根などを飾っていた。その飾り物が隠れキリシタンの伝承と結びついた大変珍しいものだ」と話している。
(金子寛昭 2016/12/22)

World Heritage. Sakitsu Village in Amakusa=4k=

UNESCO World Heritage.
Hidden Christian Sites in the Nagasaki Region (Sakitsu Village in Amakusa) "Secret Meaning"
Reporter:
Stars of local Internet broadcaster Amakusa TV, Haruno-chan'(age is 101)
Amakusa TV

UNESCO »Patrimoine mondial.
Sites chrétiens cachés dans la région de Nagasaki (village de Sakitsu à Amakusa) "Sens secret"
Reporter:
Étoiles de la chaîne de télévision locale Amakusa TV, Haruno-chan '(l'âge est 101)

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