「赤い夕日は天草灘に」
平成に蘇る野口雨情と古関裕而の唄
天草テレビ開局10周年記念特別番組
天草下田温泉。
歴史は古く、湯治場として人気があり、著名人や文化人もたくさん訪れている。
ここにはかつて戦前、「赤い靴」や「シャボン玉」など国民的な童謡や民謡で広く知られている野口雨情が作詩しその後、「君の名は」や「鐘の鳴る丘」「栄冠は君に輝く」などを作曲して数多くのヒット曲で知られている古関裕而さんが付曲した「下田温泉小唄」があった。
しかし地元でこれを歌える人は今や、一部のお年寄りだけだ。もちろんレコードも無くなっていた。
天草テレビで取材を進めるうちに、作曲した古関裕而さんの直筆の譜面を発見!
これを元に童謡歌手の沖吉けい子さんの唄とピアノ演奏、さらに下田出身の藤本流藤本睦津満社中の三味線と尺八、太鼓の唄と演奏で、平成の今に蘇らせ、再現してみた。
実に半世紀、55年ぶりのことだ。
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