虹の旗 秘められた謎!!
河浦町一町田虫追い祭りの起源を探る
熊本県天草市河浦町一町田に古くから伝わる虫追い祭りの旗が約1300年から1800年前の古墳から出土した埴輪や土器に描かれた旗の絵と同じであることが、奈良文化財研究所の深澤芳樹さんの調査でわかった。深澤さんはこの虹の旗のルーツがさらに邪馬台国、女王卑弥呼の時代までさかのぼる可能性があるとみている。
さらに祭りの起源は、虫追いの農耕儀礼ではなく、死んだ人を異界に送る葬送儀礼で、この地を治めた領主天草氏の50年忌が始まりではないかとの見方もある。
<会員ページで公開中>