「南蛮寺」跡と伝えられている熊本県天草市有明町上津浦の正覚寺で1985年に発見され、カトリックのイエズス会を表すIHSと墓碑名が刻まれた全国でも珍しいキリシタン墓碑(県指定文化財)は「天草キリシタン研究会」(浜崎献作会長=元サンタマリア館長=75)らが再調査した結果、ローマに本部があるイエズス会の宣教師で1605年に長崎で亡くなったバルタザル・ロペス・オ・グランド神父のものだとする新たな仮説を提唱した。
浜崎会長が来春、出版予定の著書で調査結果を発表する。発見されてから34年経過し、これまでだれのものか不明のまま謎だった。今後、大きな議論を呼びそうだ。
詳しく>>>
(2019/12/28更新)
Tweet |