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桜植樹


十万山、南公園で桜の植樹式
東京本渡会が苗80本寄贈

天草市の十万山と南公園で2015年1月17日、桜の植樹式が行われた。
旧本渡市出身者でつくる東京本渡会・新 日出雄会長(85歳=東京都)から中村五木天草市長に桜のソメイヨシノ苗80本が贈られ、天草高校の生徒と本渡はまゆう保育園の園児らといっしょに植樹をした。

十万山の桜は80年前の1934年(昭和9)、日本三大詩人の一人、野口雨情が、
「植えた桜は 十万山に 御代の栄えの 花が咲く」
と詠ったほど、桜の名所として知られていたが近年、老木が枯れ、折れたりしていた。

そこに新会長から賛助の話があり、市は2012年度からこれまでに十万山の照明灯やベンチなどの寄付を受け、公園の整備をしてきたもの。

挨拶に立った新会長は子どもたちに向かって「私がまだ学生だった終戦前の昭和19年、歓送会がここで行われ、先生から"少年よ大志を抱け"と言われた。天草の人間は外に出て大いに頑張れ、そしてまた郷里に帰ってこい、と激励されたことが今でも記憶に残っている。若い人たちも同じように、いつかこの日を思い出していただき、ふるさとのために協力してほしい」と思いを語った。

東京本渡会は天草市合併後にできた関東在住の旧本渡市出身者の集い。現在の登録者数は601人。
会長の新 日出雄氏は1929年(昭和4)3月、本渡町に生まれる。
1968年(昭和43)、新光産業株式会社を設立。現在、同社相談役。
著書「風雲 わが足跡八十余年」(講談社ビジネスパートナーズ)がある。
(*本は非売品ですが、天草市立中央図書館に寄贈されています。)

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制作・著作 天草テレビ


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