夏目漱石の修学旅行〜島原・天草の乱を再現!
生徒ら発火演習
1637(寛永14)年11月14日、島原・天草の乱の本渡合戦が熊本県天草市の本渡北地区であり、天草四郎時貞(1621〜38)を総大将とする一揆軍と幕府軍が激しく戦った。そして今からちょうど120年前のその日、夏目漱石(1867〜1916)は赴任した熊本市の第五高等学校(現・熊本大学)の生徒らと共に天草、島原方面の修学旅行に出かけ、乱を再現する発火演習を行っていた。また俳句も作っており、正岡子規(1867〜1902)に送った「村長の羽織短かき寒哉」など一連の句は、この旅先で作った可能性が高いと熊本大学五高記念館の村田由美客員准教授は指摘している。
(2016.11.15公開)
制作・著作 天草テレビ
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