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(写真上:初レポートで緊張気味のツルちゃん)
(写真中:果敢にもヒトデを生で食べ始めた!?)
(写真下:天草テレビ女子アナ・ユニットのお2人) |
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百害あって一利なしと思われていたヒトデに意外な効果が!
なんと現代社会の深刻な病であるガン、痴呆症などの予防にも効果がある、ということがこのほどわかった。
九州大学大学院理学府附属天草臨海実験所の野島哲助教授(海洋生態学)によると、ヒトデには薬として珍重されている朝鮮人参の主要な薬効成分のサポニンが含まれていて、ある種ではその組織に非常に似た構造を持つものもいるという。
有明海沿岸の天草地方では昔から旧暦の節句ころ、菜の花が咲く春から麦が色づく初夏にかけて、ヒトデを食べる風習がある。
ヒトデの中でも地元の人たちが「ごほんがぜ」と呼んでいる体長約15センチ前後、表面が薄紫色で、白い小さなトゲがたくさんあるのが特徴のムラサキヒトデだけを選び、ウニや、巻き貝などと同じように、自然に食べている。
丸ごと塩茹でしたヒトデを裏返し、割ると、足に沿って小さな卵がびっしり入っている。
その卵巣をはしで取り出し食べるが、食べた感じはウニやカニミソのような感じで、なかなか美味しい。
しかし塩茹でしないでそのまま生で食べようとすると苦い味がする。
ちょうどバナナの皮を食べた時のような感じで、口の中にいつまでも残り「えぐい」感じがする。
動きの遅いヒトデは外敵から身を守るために苦い物質を吐き出す。それがヒトデの卵巣にも含まれていて、野島助教授によるとそれがサポニンだという。
天草ではヒトデの卵巣を塩茹でするが、サポニンは水溶性のため、ボイルすると苦みが少なくなり、食べるのに適する。
ヒトデの薬効成分については他の分野でも研究中で、卵には人間の脳、母乳にも含まれる糖脂質の一種であるガングリオシドが多く含まれ、脳の発達、痴呆症予防、ガン予防にも効果が期待されている。
また、魚にも含まれるEPA(脂肪酸)が多くあり、血液サラサラ、血栓を予防し、動脈硬化を予防する働きもあるという。
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